新商品販売動向調査の報告
報告
社内文書の中でも、特に重要なのが報告書です。事実を客観的に書くのが原則で、箇条書で要領よくまとめましょう。また、添付資料がある場合は、本文の最後に別紙があることを必ず書きます。
新商品販売動向調査の報告
新商品販売動向調査の報告のテキスト
20××年11月11日 |
関係者各位 |
営業販売課 |
山田 太郎 印 |
新商品販売動向調査レポート |
1年前に販売を開始した「プチアンドプラチナポテト」の販売状況について調査しましたので、下記のようにご報告します。 |
記 |
1. 調査の主旨 |
新商品「プチアンドプラチナポテト」がはたしてターゲット層に浸透しているのか。 |
またそれ以外の層への浸透度合いはどうなっているのかに対する明確なデータはなかった。 |
そのため、現在の広告の仕方が妥当なのか、あるいはより交果的な方法が別にあるのかという疑問に対しても有効な方策がないという課題が生じていた。今回の調査は、これらの疑問に応えるために行った。 |
2. 調査期間 |
2017年11月1日~30日 |
3. 調査実施会社 |
XYZリサーチ株式会社 |
4. 調査方法 |
(1) ネットリサーチ |
当社商品のネットリサーチ用に、専用に作成したアンケート画面で質問を送り調査した。 |
(2) 店頭調査 |
実店舗の売り場や商品棚を利用して、定量、定性、アイトラッキングによる調査を行った。 |
(3) グループインタビュー |
シーン別の購買行動やニーズをグループインタビユーによって探った。 |
5. 調査対象者 |
「プチアンドプラチナポテト」のターゲット層だけではなく、幅を持たせて調査した。 |
6. 調査費 |
250万円 |
7. 調査結果 |
下記の調査結果を得た。詳細調査結果は、添付資料に記す。 |
(1) 集計表、集計グラフ、クロス集計表 |
(2) 自由回答一覧 |
(3) 集計分析書 |
8. 所感 |
・調査によって、メインターゲット層だけではなく、ターゲット層よりも年齢が高い層にも広く好感がもたれていることが判明したのは意外な収穫であった。 |
・好感がもたれている新しい層を意識してテレビ広告や店頭プロモーションの販促策を行えば、さらなる拡販が可能と思われる。 |
・調査結果は示唆に富んでいるので、この調査結果をいかし、さらに「プチアンドプラチナポテト」の認知度を高める方法を企画するプロジェクトの立ち上げを提案したい。 |
以上 |